フェンダーレスカスタム 2回目 [フェンダーレス]
前回の記事で予告していたとおり今回はフェンダーレスカスタムについての記事です。
ナンバーステーがポッキリ折れたってやつです。
たぶん振動によるものだと思ってます。それも一撃の強烈なものでなく毎日の通勤だとかで積み重ねた衝撃が蓄積されて金属疲労に至ったんだと思います。
これが使用していたナンバーステーです。取付けたのは2016年の4月で約7ヶ月の使用で折れてしまいました。
メーカーの方ではきちんと断りとして自己責任での使用と整備士とか熟練工に拠る取付と走行毎の点検を実施することを明確に謳ってある商品ですし欠陥品とも思えません。
ただ同じ商品にしろ違うメーカーのものを今後使用する場合に同じような事故を防ぐにはどうしたら良いかは検討しておく必要があります。
ちなみにステーが折れた状態の写真がこちら。
壊れる前の写真と見比べて貰えればどこからポッキリ折れたか判ると思います。写っているのが車体に固定していた方ですね。折れて吹っ飛んでいった方は回収できなかったので写真はありません(・ε・ˇ)
で、写真の通り取付部は長穴になってて貧弱に思えたので2枚のアルミプレートで挟み込んで車体に固定していました。
長穴の箇所には平座金を使用しています。車体とステーの間には窪みがあるためカラーを間に挟んでいます。
小さなカラーが画像で確認できますか?2箇所のカラーの部分に車体の振動は伝わることになります。
このフェンダーレスキットはカラーを使わずに取付けることは不可能なのですが、もしカラー無しでプレート全面で振動を受取ることが出来ていれば局所的にチカラを受けずに済むのでステーが折れることは無かったかもしれません。
折れる前の写真で良い画像がないんですがこんな感じでした。
振動でビビリ音が発生するのを嫌ってがっちり固定していたのが良くなかったのかもしれません。
間に板ゴムを挟むとか樹脂ワッシャーとかを使用していればよかったのかも。
加えてナンバープレートの後ろが丸見えになることと、ビビリ音を避ける目的でナンバープレートホルダーを装着していてそれが重量増加になってしまいステーが折れる一因になったかもしれません。 振動のチカラだけでなく自重も影響を与えていたはずです。
ナンバーステーと車体との最終結合部はM6ボルト2本で締結していました。サイズアップは車体側の穴径がM6用なので不可能です。純正の場合はM6ボルトを4本使用して固定してあるので純正よりは貧弱ですね。それでもM6ボルトの引張荷重は1本で概算200kgfもあります。ボルトの数が減ったことの影響はあまりないと思われます。
これらのことを踏まえて新しいナンバーステーの購入を検討したいと思います。
状況確認まとめ。全ては想像です。
ナンバーステー折れる→ナンバープレートが落下するけどLEDナンバーボルトのケーブルが在るために地面に落ちずに宙ぶらりんになる→ リアタイヤと接触する→インナーフェンダーとリアタイヤの隙間に巻き込む→インナーフェンダーが破損しリアタイヤ全周に引きずり痕が残る→後から色々と点検してみるとレギュレーターと吹っ飛んだナンバーが接触したのかフレームが曲がってしまっていた
LEDナンバーボルトが引きちぎられてケーブルだけ残されてる。リアタイヤの右端に引きずり痕。インナーフェンダーはボルト4本で取付け固定されていますが2本は引きちぎられておりさらに先端部は破損してます。
レギュレーターの冷却フィンが車体内側にめり込んでいます。
シート下にあるレギュレーターを外してみたところフレームが大きく曲がっていたのでトンカチで叩いて修正しておきました。
被害状況はこんなところです。
で、新たに購入したパーツがこちら。
アルミ CNC 削り出し ナンバーステー フェンダーレス 汎用 ウインカーステー付き 3色展開 ブラック
- 出版社/メーカー: EALE
- メディア:
YZF-R25 YZF-R3 インナーフェンダーカバー[2A087]
- 出版社/メーカー: ナッツベリー
- メディア:
以上4点。ナンバープレートホルダーは流用です。この他にウレタンゴムシートやスポンジゴムをホムセンで購入しました。
取付け状況ですが最初の写真3枚はインナーフェンダーカバー無しで取付けたもので、やはりカラーを使用しないと取付けが不可能だったのでナンバーステーのベースプレートを全面で接触させるために後からインナーフェンダーを買い足して取付け直しました。ついでに配線ルートも変更したのが後の3枚の写真です。
テールライトはウィンカー機能を内蔵しているので別途ウィンカーを取付けなくてもいいやと思ってましたがデザイン的にあった方がカッコイイし後方車への視認性も向上するよなぁと考え直して取付けました。
私のYZF-R25はリモートでエンジンスタートが出来るのですが 全ウィンカーが点灯する状態がACC-ONの状態で、テールライトとナンバーボルトのLEDが点灯している状態がIGN-ONの状態です。テールライトは画像や動画だと色の違いがわかりにくいです。
動画をtwitterにあげてますのでそちらでも確認してみて下さい。
vaniIIa_ice音は無いけどウィンカーとかHIDの動作状況です https://t.co/F3ca56AVjc12/23 21:47
ナンバーを手で掴んで揺さぶるとベースプレート面が摺動するのがわかります。
ボルトの締め付けでガッチリ固定されているのではなく、スポンジゴムがクッションの役目を果たしていると思われます。
これなら車体からの振動でステーが折れる心配は無さそうなのですが、暫くはこまめに状況を確認してみようと思います。
インナーフェンダーはFRP製で修正や修理は困難なので当分の間は取り外した状態のままの予定です。スチールとか非鉄金属での自作とかそのうちやってみようかと思ってます。
フェンダーレスのカスタムの写真で他の箇所の変化に気付かれたかもしれませんが次回はそのカスタムを記事にしたいと思います。