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リモートコントロール その2 [STEELMATE]


本日は大雨のため とある工場にて メンテナンスやら試作品製作などお友達の力を借りて行っております。

ありがたや~ 

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 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C  

あちこちから冷却水が漏れてたり シフトチェンジに違和感があるので そのへんの修理とかやろうと思ってますが

その辺りの話はまた後日にブログに載せますね。

 

さて今回も 前回に引き続き 防犯機能を持ち リモートコントロールの機能も有する

STEELMATE 製 986X のお話しで完結編です。 

既に私はキーレスドライブの虜になっております。超☆便利です。

操作状況に応じて ウィンカーが光ったり 「キュイッキュイ」 と音で反応するのもかわいいです。 

前回は写真と文章だけでゴチャゴチャな説明を書いてしまい わけがわからんというご意見を

幾つか頂きましたので 配線図を作図して掲載することにしました。

サービスマニュアルをそのまま載せるわけにはいかないでしょうし 防犯上 リード線の色は未記載としました。

986X のオレンジのリード線は既にACCに接続済みであることを前提に話を勧めます。  

まず  「セルは回るがプラグが着火しない」 といった現象を回避する方法の配線図です。 

前回の記事で紹介した配線の方法となります。

 

配線図.jpg 

 

追加配線部としている個所 「IGキー」 を直結、もしくはスイッチ類で短絡させれば OK です。

前回の記事では動作することの信頼性を優先すべく 物理的なスイッチで短絡させていましたが

防犯的な意味とリモート・コントロールという意味では本来 リモコンスイッチで IGキーを短絡させるべきです。

 

986Xの回路にはACC受給時に 道通する回路は組み込まれていませんので

別途 4極タイプのリレーを購入して取付けることにします。



オルタネイト式スイッチの箇所をリレーに置き換えて ACCより電源を取れば OK です。 

 

配線図02.jpg 

 

さて そのうちにやってみると発言しておりました リモートエンジンスタート と ハイジャック防止機能 の装備ですが

どちらもやめておきます。Σ(゚Д゚)

ハイジャック機能については キーレスエントリーでエンジンを始動させている状態の時は

リモコンの 「解錠キー」 を1回押すとエンジンは直ちに停止します。

リモコンは送信が最大で約150mなので ハイジャックされた場合は

まぁ 冷静にボタンを押せればギリギリで間に合うのかも。

また 正規のキーでイグニッションをオンにしていない場合(リモコン操作を含む 不正行為によるエンジン始動)

とある操作を行っていなければエンジンは自動的に8分後に停止する機能が 986X には備わっています。

986Xのオーナーならその操作は知っているはずですので ここでは説明を省きます。 

これがあるので ハイジャック機能は無くてもいいかなと思っています。

そもそも 986Xのハイジャック防止機能の回路(ピンク線とグレーの線)は テスターで導通チェックを行ってみると

かなり特殊な動作をしてまして 使用目的が良くわかりません・・・。YZF-R25 には無用の回路です。 

どうやらエンジンロック回路を持つバイクにだけ使用できるハイジャック防止機能みたいです。

要するに正規のキーを挿しっぱなしで盗まれないかぎりは 対処の余地がある ということですね。 

 

リモートエンジンスタートですが これはあまりメリットを見出せなくて導入を見送りました。

エンジンスタートはバイクに跨って スタートスイッチでエンジンを始動させた方が安全確実です。

もちろん リモート時でもギアがニュートラルに入っていなければエンジンは始動しないので

誤って無人で動くことはありません。

 

リモートエンジンスタート機能を使いたい人のために配線図は作成したので参考にして下さい。

(検証はしていません) 

YZF-R25  はスターターリレーがマイナスコントロールなので +12Vの出力機能しかない986Xの回路では

スターターリレーの配線上に割り込ませてもモーターを駆動させることが出来ません。

ショートしてヒューズが飛びます。

リモートエンジンスタートを実現させるには これまたリレー回路をスタートスイッチの配線上に組み込む必要があります。 

 

配線図03.jpg

 

リモートスタートはこの様な回路にて実現可能です。およそ2秒間 スターターモーターを駆動させます。

 

 

STEELMATE 986X にまつわる記事は以上で終了です。

Y'S GEAR より販売されている純正のアラームイモビライザーよりも安価で機能も豊富。

双方向通信が可能で液晶付きリモコンも2個付属するといった驚きの製品です。

いたずらや盗難の被害が心配な人にはお勧めします。

 

次なるカスタムは何からやろっかと考え中ですが そのうちの一つが自作のフェンダー製作です。

3Dモデリングで設計中で いくつか案を作成してます。途中経過はツイッターに画像をアップしていきます。

 

あと1週間で納車されてから1年が経ちます。1周年記念です。   

記念ペイントなんか出来るだけの時間はありませんが せめてピカピカに磨いてやろうかと思います。

 

 

twitterを始めてみました。YZF-R25/R3を主に 情報交換などができたらいいなと思ってます。

滅多に呟きませんが宜しくお願いします。 


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リモートコントロール [STEELMATE]


今回は見た目重視のカスタムに関する記事ではありませんのであしからず。

私は毎日の通勤にYZF-R25を使っているのですが 面倒くさく感じていることがあります。

「鍵」です。バイクに乗るからには必ず必要なわけですが それ故にメンドイのです。

鍵をポケットから取り出し インジェクンションスイッチに差し込み

キーを回してスタータースイッチを押してエンジン始動! 

一連の動作は胸が高鳴るわけですが 出勤・退社時にはそんな気持ちにはなりません。 

家の鍵 会社の鍵×3 倉庫の鍵 等など 鍵が多い私はキーケースにまとめるわけにもいかず

バイクの鍵は単品で使用してます。

ほんとはセキュリティ用のリモコンと鍵を一緒に繋いでおきたいのですが防水仕様じゃないのでそれも無理。

そもそも リモコンでセキュリティ解除の動作を行ってから鍵を取り出す動作がメンドイのです。 

 

このリモコン 以前に 「盗難対策」 という記事でも紹介したとおり リモートエンジンスタートや

キーレスドライブ機能なども備えており 私の悩みを解決してくれる便利アイテムなのです。

当時の私にはどのように配線すれば良いのかさっぱりわからず 未使用の機能だったのですが

今回はキーレスドライブが可能になるようにサービスマニュアルとにらめっこで頑張ってみます。

真似する人なんか居ないと思うし セキュリティの事もあって詳細までは記載しません。

私が持っているバイク用盗難装置はこれです。

 

セキュリティの詳細については過去記事を読んでみてください。 

この装置 webで調べても配線の仕組みや仕方がわからない という意見が多くて参考データがありません。

誤ってショートさせれば再起不能もありえるでしょうしね・・・。適当には出来ませんよね。

一番多く見られる現象として 「セルは回るがプラグが着火しない」 です。

インジェクションの車種ではこのあたりが難しいみたいです。イグニッション・オンは簡単なのです。

986Xの説明書通りにACCにイモビライザー用のリード線を接続するだけでokです。

986Xの場合 オレンジ色の線ですね。これをACCに接続してあげてリモコンで起動スイッチON!

でもこの時 マルチファンクションメーターにはエラーが表示されます。

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 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C 

エラーコード No.19の表示と エンジン警告灯が灯っています。

サービスマニュアルを見るとイグニッション以外にも別系統のラインがあるのがわかります。

辿って行くと ECUとか色んな所を経由してるみたいなので このラインをイグニッション・オン時に

短絡させてやればいいみたいです。

短絡とはいえ イグニッション・オフの時は物理的にオフにしておかないとおっかないですよね。

なので私はイグニッションコードのプラグにエーモンの1124カプラを割り込ませて

オルタネイト式のスイッチでオン・オフを切り替え可能にしてしまおうと思います。

この方法ならば 通常のキーも普段通りに使えるはずです。 

リレーを使うことも考えましたが 信頼性という点では劣るかなあと。

故障はそのままエンジンストップに繋がりますので。 

 

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 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C 

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 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C 

カプラーを割りこませるためには ダミータンク(カバー)を外す必要があります。

ダミータンクは合計で5箇所のボルトで固定されています。

P1060853.jpg 

 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C 

ダミータンクを外すと タンク本体が露出します。前後各2本で固定されているボルトを外せば

タンクをずらすことによりカプラーにアクセス出来ます。

写真の状態ですとタンクは不安定で危ないです。固定用のロープなど準備しましょう。

 

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 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C 

予め作っておいた割り込みカプラーをIGNのカプラーへ噛ませます。 

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 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C  

スイッチの取り付け位置を左側のインナーパネルに決めました。

Φ20のホールソーで穴を明けてスイッチを取り付けました。

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 Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C  

スイッチは防水タイプで動作状況をLEDで光って確認できます。色も3色ほど販売されています。

このスイッチがオフの時 ファンクションメーターにはエラーコードが表示されます。

つまり エンジンは始動しません。ただし、通常のキーはスイッチのオン・オフに関係なく通常通り使用できます。

 

ここまでの作業だけでリモコンでイグニッションをオンにして スタートスイッチでエンジンを始動できます。

エンジンストップもリモコンで行えます。そしてそのまま警戒モード(防犯機能)が開始されます。

警戒モード中にリモコンでイグニッション・オンのスイッチを押すと 警戒モードを解除することなく起動がが可能です。

今まで行っていた操作と手数は変わらずにエンジン始動まで出来るということになります。

ギヤスイッチ、サイドスタンドスイッチ、キルスイッチは全て有効です。 

これで私の当初の目的を十分に果たせました。 

残る機能としてリモートエンジンスタートとハイジャック防止機能があるのですが これらはそのうちにやってみます。

 

動作状況をtwitterに動画でアップしておきます。

「リモコンでGO!」 

今更ながらtwitterを始めてみました。YZF-R25/R3を主に 情報交換などができたらいいなと思ってます。

滅多に呟きませんが宜しくお願いします。



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