リモートコントロール [STEELMATE]
今回は見た目重視のカスタムに関する記事ではありませんのであしからず。
私は毎日の通勤にYZF-R25を使っているのですが 面倒くさく感じていることがあります。
「鍵」です。バイクに乗るからには必ず必要なわけですが それ故にメンドイのです。
鍵をポケットから取り出し インジェクンションスイッチに差し込み
キーを回してスタータースイッチを押してエンジン始動!
一連の動作は胸が高鳴るわけですが 出勤・退社時にはそんな気持ちにはなりません。
家の鍵 会社の鍵×3 倉庫の鍵 等など 鍵が多い私はキーケースにまとめるわけにもいかず
バイクの鍵は単品で使用してます。
ほんとはセキュリティ用のリモコンと鍵を一緒に繋いでおきたいのですが防水仕様じゃないのでそれも無理。
そもそも リモコンでセキュリティ解除の動作を行ってから鍵を取り出す動作がメンドイのです。
このリモコン 以前に 「盗難対策」 という記事でも紹介したとおり リモートエンジンスタートや
キーレスドライブ機能なども備えており 私の悩みを解決してくれる便利アイテムなのです。
当時の私にはどのように配線すれば良いのかさっぱりわからず 未使用の機能だったのですが
今回はキーレスドライブが可能になるようにサービスマニュアルとにらめっこで頑張ってみます。
真似する人なんか居ないと思うし セキュリティの事もあって詳細までは記載しません。
私が持っているバイク用盗難装置はこれです。
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セキュリティの詳細については過去記事を読んでみてください。
この装置 webで調べても配線の仕組みや仕方がわからない という意見が多くて参考データがありません。
誤ってショートさせれば再起不能もありえるでしょうしね・・・。適当には出来ませんよね。
一番多く見られる現象として 「セルは回るがプラグが着火しない」 です。
インジェクションの車種ではこのあたりが難しいみたいです。イグニッション・オンは簡単なのです。
986Xの説明書通りにACCにイモビライザー用のリード線を接続するだけでokです。
986Xの場合 オレンジ色の線ですね。これをACCに接続してあげてリモコンで起動スイッチON!
でもこの時 マルチファンクションメーターにはエラーが表示されます。
Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C
エラーコード No.19の表示と エンジン警告灯が灯っています。
サービスマニュアルを見るとイグニッション以外にも別系統のラインがあるのがわかります。
辿って行くと ECUとか色んな所を経由してるみたいなので このラインをイグニッション・オン時に
短絡させてやればいいみたいです。
短絡とはいえ イグニッション・オフの時は物理的にオフにしておかないとおっかないですよね。
なので私はイグニッションコードのプラグにエーモンの1124カプラを割り込ませて
オルタネイト式のスイッチでオン・オフを切り替え可能にしてしまおうと思います。
この方法ならば 通常のキーも普段通りに使えるはずです。
リレーを使うことも考えましたが 信頼性という点では劣るかなあと。
故障はそのままエンジンストップに繋がりますので。
Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C
Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C
カプラーを割りこませるためには ダミータンク(カバー)を外す必要があります。
ダミータンクは合計で5箇所のボルトで固定されています。
Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C
ダミータンクを外すと タンク本体が露出します。前後各2本で固定されているボルトを外せば
タンクをずらすことによりカプラーにアクセス出来ます。
写真の状態ですとタンクは不安定で危ないです。固定用のロープなど準備しましょう。
Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C
予め作っておいた割り込みカプラーをIGNのカプラーへ噛ませます。
Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C
スイッチの取り付け位置を左側のインナーパネルに決めました。
Φ20のホールソーで穴を明けてスイッチを取り付けました。
Panasonic DMC-GH1 + Canon FD24 F2.8 S.S.C
スイッチは防水タイプで動作状況をLEDで光って確認できます。色も3色ほど販売されています。
このスイッチがオフの時 ファンクションメーターにはエラーコードが表示されます。
つまり エンジンは始動しません。ただし、通常のキーはスイッチのオン・オフに関係なく通常通り使用できます。
ここまでの作業だけでリモコンでイグニッションをオンにして スタートスイッチでエンジンを始動できます。
エンジンストップもリモコンで行えます。そしてそのまま警戒モード(防犯機能)が開始されます。
警戒モード中にリモコンでイグニッション・オンのスイッチを押すと 警戒モードを解除することなく起動がが可能です。
今まで行っていた操作と手数は変わらずにエンジン始動まで出来るということになります。
ギヤスイッチ、サイドスタンドスイッチ、キルスイッチは全て有効です。
これで私の当初の目的を十分に果たせました。
残る機能としてリモートエンジンスタートとハイジャック防止機能があるのですが これらはそのうちにやってみます。
動作状況をtwitterに動画でアップしておきます。
今更ながらtwitterを始めてみました。YZF-R25/R3を主に 情報交換などができたらいいなと思ってます。
滅多に呟きませんが宜しくお願いします。
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はじめまして!
PCXに986xを付けています。
エンジンスターターとハイジャク防止の昨日は同時に使用する事が出来ないみたいですよ!
ちなみに私はエンジンスターターだけです。
暖気するのにとても便利ですよー!
by まっちゃん (2016-04-12 00:23)
まっちゃんさん はじめまして!
ハイジャック防止機能は通常時は導通で操作時が遮断というリレー回路を組み込まれているみたいでおっしゃる通り同時使用は難しいです。
リモート作動時は解錠スイッチでエンジンストップが出来るので それが事実上のハイジャック防止機能みたいなもんですかね。
出来ればハイジャックなんて目に合わない様に気を付けたいものです。
リモートエンジン機能もYZF-R25ではスタートスイッチがマイナスコントロールのため 難しいのです。なのでこれらの機能はまったりと進行させて そのうち報告しますね。
by vanilla.on.stage (2016-04-12 16:26)